PとJの輪舞曲(ロンド)16

然程遠くない場所にスーパーがあり臣はそこへ入って行った店にいた客や従業員はパジャマ姿の小さな子供にギョッとしていた「あ、あの、カレーは、どこにありますか?」サトちゃん達とお使いをした時にそうやって店の人に訊いた「カレー?カレールーの棚は…」従業員に案内された棚に見覚えのあるパッケージを見付けた店から連絡を受けた病院関係者が駆け付けた時臣は痩せ細った腕にしっかりとカレールーの箱を抱えていた*****「病院の栄養士さんが、俺の話から出来るだけ忠実に、サトちゃん家のカレーを、再現してくれて」それでやっと普通に食事が摂れるようになった「看護師さんが、俺の箸の使い方が綺麗だって、褒めてくれた」サトちゃんのママに教えて貰った箸の使い方嬉しい事は幸せな事はどれもサトちゃんの思い出退院した臣は料理を始めた「バランスのいい食事は、大事なのよ」サトちゃんのママが言っていたからみんなでお手伝いした料理を思い出せる限り再現した「解らない所は、自己流になっちゃったから、ちょっと味が違うかな?」臣の言葉に暁は彼の料理が気取りのない家庭料理である事に漸く合点がいった臣は暁の母の料理を作っていたのだ「大\xB3

悗貌類辰董▲汽箸舛磴鵑鮓\xAB付けた」一目で判った「あの頃のままの、可愛い笑顔だったから」でも暁は思い出さなかった馴れ馴れしい臣を警戒して友達になろうとはしなかった「卒業間近に、偶然浜田がサトちゃんの写真を、売っているのを知った」それだけじゃない「アイツ、1種の試験が終わったら、サトちゃんを誘い出して、その気のある奴らと、輪姦する計画まで立てていたっ!」「なっ!?」それならどうして教えてくれなかったんだ?「…言ったら、信じた?」多分信じなかった友人ではない臣に中学高校からの友人の事を何と言われても素直には受け止められなかったろう「だ、だけど、お前がやった事は結局、浜田が計画してた事と同じじゃないか!?」臣は酒に薬を混ぜて意識を失った自分を強姦したのだ「サトちゃん、意識を失っていなかったよ?」「嘘だ!あの時…っ!」*****「市ヶ谷?大丈夫?」歩ける?おぶっていこうか?「ん〜、らいじょぶ〜」体重の殆どを臣に預け暁はフラフラ歩いていた「ここからなら、俺の家が近いよ、休んでいきなよ?」臣の言葉に甘えて彼の家に行った「のろかわいた〜、みずう」臣は冷蔵庫からミネラルウォーターを出し

て渡そうとしたが暁はベッドに横たわって眠りかけていた「市ヶ谷…?…サトちゃん?水飲まないの?」「ん〜、飲ませて〜」暁は臣の頚に両手を回しあの可愛い微笑みを見せた「サトちゃん、いい?」「ん…」臣はそっと暁に唇を重ねたそして臣は水を含み口移しで暁の喉に流し込む暁は嬉々としてこれを受け入れ自ら舌を絡めてきた「サトちゃん…?」「ん…あ、もっと…」つづく